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2016年6月 1日
親子の物語5
カワセミの雛が巣立って3日後の5月21日に見た「親子の物語」、いよいよ最後のオチがちゃんと待っていました。3日目ではまだ親から子への給餌はしますが、すでに自分で捕ることを促す行為が親に見られます。オス親からメス親への給餌後、その魚をメス親が子に給餌する・・・その後は何度か魚をくわえて飛来しても、結局魚は与えませんでした。物語4の後、5分後のことです・・・
何とオスとメスがほぼ同時に魚をくわえて飛んできました。流石に寝る前でお腹をすかしている子に給餌する気になったのか?
するとメスが子の待つ枝へ・・・残念ながら見えない場所へ飛んで行きました。こちらも急ぎその場所の方へ移動・・・うむ、葉被れで見えない・・・オスも飛んできたので見える場所はないかと、さらに急いで移動・・・すると親子が確認できました。ファインダーを覗いてみると、メス親から子への給餌は終わっていてオスからメスへの給餌が・・・うむ、三角関係のいい感じの構図・・・3羽にピントが来るように絞りを調整・・・
この子はメスなのかオスなのか分かりませんが、「求愛給餌」をじっと見ています。いや、まだ空腹で自分への給餌を期待しているのかも?
「こりゃダメだ、お父ちゃんがお母ちゃんに魚を渡してしまう・・・」
あああ、もう魚を呑み込んでしまう・・・
一応これで5月21日の親子の物語はお終いです。求愛給餌とか交尾を目の前で見せられ、親からしっかり学ぶことはできたでしょう、後は自分で採餌できるように修行するだけですかね。
投稿者 eisvogel : 2016年6月 1日 23:59