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2020年4月17日
春はまだ先?
ついに全国を対象に緊急事態宣言が出されましたね、1ヶ月は遅かったと思います。感染者が急増したのはオリンピックの延期が決まった後ですが、それまでオリンピック最優先で検査件数が極端に少なかったから、表向き感染者数も少なかった、感染者数が少なかったから、病床の確保など医療体制の拡充も怠っていたということでしょう。感染者が急増してから慌てて動き出しても遅すぎますよ、コロナは待ってくれませんから。私が仕事上長年関わっているドイツやオーストリアは、徹底的に検査を実施して、実態を的確に把握した上で、先手先手でしっかり対応していたので、爆発的な感染拡大が起きても医療崩壊を招く事態にはなっていません。ドイツでは14万人以上の感染者が確認されていますが、2月には病床の確保に動いていたためまだ余裕があるとのことです。勿論致死率も低く、回復率は日本がわずか11%に対して、ドイツは48%、オーストリアは何と67%です。検査よって判明した大多数に無症状者や軽傷者を、病院以外の施設に隔離して対応し、早期に回復させているという成功例です。徹底的な検査や隔離をしていなかった日本では、すでに無症状の感染者が蔓延してしまって感染を拡げています。早急に検査件数を何倍にも増やして陽性者を隔離するような対策を講じないと、無防備な病院での院内感染も急増し、間違いなく医療崩壊を招くでしょう。外出禁止、都市封鎖を1ヶ月行っても感染が収まらず、死者を増やしているアメリカやイタリア、スペインのようにならないことを祈るだけです。ちなみに10万円の現金給付も決まりましたが、受け取れるのは早くても6月以降のようです。ドイツでは例えばフリーランスや個人事業者にも、補償も含めた救済のための支援金を給付していて、ネットで申請後、わずか2日で口座に振り込まれています。こういうスペードある対応が、多くの国民を救うことになるのでしょうね。ホント、この違いって何なんですかね。
今日も時間を制限してカワセミ散歩に出かけました。カメラマンは3人いましたが、全員マスク着用、飛沫感染を防ぐために交わした言葉は一言、二言だけ、撮影時も十分すぎるくらいの距離を保ちました。私はいつものように池の回りを10周したので、撮影時間も含め1時間15分で撤収しましたが、長時間撮影していた方はいなかったようです。とにかく政府の対応、対策が後手後手で遅い現状では、外出自粛要請は最低でもこの先1ヶ月、2ヶ月は続くでしょう。私の場合、2月末から海外も含め外での仕事はすべてキャンセル、公共交通機関の利用もゼロ、人との接触9割以上減は継続中です。仕事は自宅でしているので、今更外出自粛要請と言われても困惑するばかりです。(^o^) フィールドでも色々な意見を耳にしますが、立場も異なるので、「感染しない、感染させない」を大前提、大原則として、行動は個々の判断で・・・
・・・ということで、この先フィールドでは、ピラカンサやトベラの花が咲き、撮影目的で人が集まってくることが予想されるので、当ブログでの日々のフィールド情報発信はお休みにします。5月6日までの緊急事態宣言は延長されると思いますが、花が散った後に再び情報発信ができるかな???
投稿者 eisvogel : 2020年4月17日 23:59