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2023年10月 7日
ワンチャンスのみ
今夕もZ9の「鳥モート」検証のため、何度か飛び込みの撮影チャンスを期待したのですが、結局ワンチャンスだけでした。ただ「効果あり」を感じさせてくれるデータが残せました。ガマの穂まで25mくらい、飛び込んだところは15mくらいでしたが、やっぱり採餌時のカワセミの飛び込みシーンは速すぎますね。当たり前ですが、近いと余計にファインダー内で捉え続けるのは難しい、というかほぼ不可能、そもそもどこへ飛び込むかも分からない、水中から飛び出した後どこへ飛んで行くかも分からないような条件下で、ガマの穂から飛び出す直前にシャッターを切って、飛び出した方向へレンズを振る、一瞬目を離して水飛沫が上がったところでシャッター切る、カワセミはもう水中から頭を出し、一瞬で飛び去って行く・・・撮影時に水出の瞬間に合焦したことは分かりましたが、反射的に飛び出した方向へレンズを振ってもとてもファインダー内で追い続けることはできませんでした。
ヨンニッパ単体、F値解放、ISO1600、SS1/800秒、クロップで600mm相当・・・
以下はすべて長辺3000ピクセルまでトリミング後1120ピクセルにリサイズ・・・F値解放なので、被写界深度は浅く、合焦範囲は2cmくらい、飛び出す瞬間から4コマまでしか合焦しなかったですが、猛スピードで向かってくる被写体に30cmくらい先まで追っているという結果は「効果あり」を感じさせますね。
残念ながら水出から飛び出しも向かってきたので、カワセミの目の前になる魚や水滴に合焦すると、肝心のカワセミがピン甘に、向きを変えた後はフレーム内で追い切れず、それでも1mくらい先まで飛んだ後フレームの隅っこになってもピンボケにならなかったので、被写体を検出して追っているようにも思えます。これは「効果あり」かも・・・
まだ検証レベルではないですが、恐らく横の動きへは、精度向上がかなり期待できるでしょう。でも向かってくる被写体を確実に検出し、追い続けるには、カワセミはあまりにも小さく、速すぎるので限界はありますね。
投稿者 eisvogel : 23:59 | コメント (0)