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2025年11月21日

悔しい思い

フィリピンアオヒゲショウビンを撮るために熱帯雨林の山中へ行きました。舗装されていない凸凹道を走るために、専用車を利用して5時にホテルを出発して1時間半、それから徒歩で坂道を登りながら、ガイドがお決まりのテープで鳴き声を流して待つ、30分くらいしてその鳴き声に反応して近くに来たのですが、木や枝が入り組んだブッシュの奥から鳴き声が聞こえても姿は見えず・・・さらに先へ歩いて再び鳴き声が聞こえても、やっぱり姿は見えず・・・1時間くらい土砂降りで身動きできず、雨が止んで再び歩き出してまた鳴き声が近くで聞こえたので必死で探すも見つけられず、ようやく飛ぶところが目に入って急ぎレンズを振ると、ファインダー内にフィリピンアオヒゲショウビンが・・・2、3秒シャッターを切ったところでファインダーから消えてしまいました。どこへ飛んでしまったのか、ガイドに訊いても知らないの一言・・・つまりガイドは見てもいなければ、見つけようともしていなかったということなのです。10分くらい近くで鳴き続けていたのに目が悪い私には見つけられないという悔しさ・・・今思い出しても本当に悔しいですが、ほんの一瞬のチャンスを逃さず、貴重な固有1種を撮ることができたのは嬉しいです。

ほぼピクセル等倍・・・
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こんな車を利用・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2025年11月20日

チャエリショウビン

今回の遠征でワンチャンスでしたが撮れた種は、チャエリショウビンとフィリピンアオヒゲショウビンの2種でした。チャエリショウビンは雨の中、1度だけ高い木の枝のてっぺんに飛来して、その後すぐ下の枝に移動しましたが、背景が真っ白という状況は変わらず、よい絵にはなりませんでした。ガイドが良く姿を見るというポイント2ヶ所でもそれぞれ1時間以上待ちましたが、ガイドが流すテープの鳴き声に応じる個体はいませんでした。

最初に飛来した枝では額と襟の茶色い部分が確認できず・・・
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下の枝に移動後、何とか茶色い部分が写りました・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2025年11月19日

最悪最低の海外遠征

15日からカワセミ固有4種狙いでフィリピンへ遠征しましたが、結果は過去最悪最低でした。フィリピンは今年11月に季節外れの大きな台風に2度も見舞われ、訪れた南部のミンダナオ島も雨季が長引いてしまい、毎日雨という撮影目的には最悪の天気でした。それでも雨対策はしっかりしていたので、土砂降り時でなければ撮影は可能で、十分時間はありました。では何故結果が最悪最低だったかというと、案内を依頼したガイドが全く仕事をしてくれなかったからです、というかガイドとして最低限の能力もノルマもなかったからです。いきなり鳴き声のテープを流し始めたので、このガイド大丈夫かと思いましたが、やっぱり大丈夫でなかったですね。とにかくどこへ行ってもただテープで鳴き声を流して待つだけで、一切探そうとしなかったのです。訪れた場所は、ミンダナオ島の最大都市ダバオから北北東約200kmにある「PICOP」と呼ばれる有名な探鳥地です。ネットなどで調べたら、その地域在住で独占的にガイド業務を請け負っているZ.G.というガイドがいることが分かり、直接コンタクトして依頼しました。ガイドとして間違いなく実績があるはずなので、その能力を疑うこともなかったのですが・・・とにかく依頼内容が、留鳥であるカワセミ固有4種の撮影だけだったのに、3日間で撮影できたのは2種、しかもトータルの撮影時間はわずか2分足らず、1種には2、3秒の時間しかありませんでした。笑ってしまうのは、ガイドがテープで流す鳴き声に反応して近くに来た2種を見つけたのは、同行していたドライバーと私で、結局ガイドは見つけることはありませんでした。ただ高額な(フィリピンの平均月収を参考)ガイド料を要求するだけのガイドだったということですね。クライアントのために懸命に探してくれたのなら、結果が悪くても受け入れられますが、37度目の今回の海外遠征は、この先も苦い思い出にしかならないでしょう。過去に案内を依頼したガイドはすべてテープを使用せずに目的のカワセミを探す努力をしてくれました。もちろん結果には差がありましたが、優秀なガイドにはテープは不要、そして優秀なガイドほど、プロ意識も高く、よい結果を導いてくれますね。

唯一よかったことといえば、利用したフィリピン航空でした。ネットでの評判が悪いので悩みましたが、マニラ乗り継ぎでダバオまで国内線を利用することを考慮してフィリピン航空に決めました。ビジネスクラスのシートは完全にフラットになり、短時間ですがよく眠ることができました。機内食も悪くはなかったです。国内線もシート幅が広くて快適でした。仕事でよく利用するルフトハンザなどの大手航空会社のヨーロッパ・国内線のシートは、ビジネスもエコノミーも同じなので、それらと比較してもフィリピン航空はサービスがよいと感じました。空港のラウンジの内容も、特に国際線ターミナルはとても充実していました。フィリピンへ行くならオススメです。
カワセミの写真が撮れなかったので、機内の写真を撮りました。(^o^)
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シートは180度、フルフラットに・・・
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モニターもビジネスクラス標準・・・
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4時間ほどのフライトですが、機内食はしっかり出ました。前菜・・・
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メインはこんな感じ・・・
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国内線ではこんな感じ・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2025年10月 9日

海外のカワセミ

世界のカワセミ掲示板に、jimok23 さんが先月東南アジアの島々3ヶ所で撮影したカワセミの仲間を紹介してくれています。日本で見られるカワセミとは全く違うカワセミの世界に接することができます。是非右カラムの「世界のカワセミ掲示板」をクリックしてご覧ください。jimok23 さん、お土産いっぱい、ありがとうございます。jimok23 さんのインスタではカワセミ系以外の鳥を先に紹介しています。ヤイロチョウの仲間とかも色鮮やかでとても綺麗ですよ。興味のある方は是非、ご訪問ください。

jimok23 (KSugi)さんのインスタグラム

海外では今まで約40種に出会っていますが、その中でもお気に入り、最も美しいカワセミだと思っているセレベスカワセミです・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2024年11月 7日

世界の翡翠の仲間掲示板

昨日から「jimok23」さんが「世界の翡翠の仲間掲示板」で、海外のカワセミを紹介してくれています。是非、覗いてみてください。右かカラムの上から3番目の画像をクリック!

投稿者eisvogel : 11:59 | コメント (0)

2020年5月 8日

期待外れ

南部アフリカ遠征は期待外れでしたが、スリランカ、台湾、ブルネイ遠征も期待外れで、撮影成果に乏しかったですね。ま、相手は自然、目的のカワセミの仲間に会えないことも、当然あります。

スリランカのアオショウビン
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台湾のアオショウビン
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ブルネイのナンヨウショウビン
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ブルネイのカワセミ
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投稿者eisvogel : 23:32 | コメント (0)

2020年5月 7日

パプアニューギニア

日本の国土の約2倍の面積を有するニューギニア島は、人と自然が共生する世界最後の楽園といわれ、西半分がインドネシア領、東半分がパプアニューギニア領になっていています。周辺の島々も含め、カワセミの発祥地と呼ばれるに相応しい30種以上のカワセミの仲間が生息しています。パプアニューギニアには、ニューブリテン島なども含め、カワセミの仲間26種の生息が確認されています。最も美しいカワセミと称される尾の長いラケットカワセミの仲間9種(シラオラケットカワセミの亜種1種含む)は、すべてニューギニア島とその周辺で生息しています。4度の訪問で出会ったカワセミの仲間は、ラケットカワセミ、チャガシララケットカワセミ、シラオラケットカワセミ、ルリミツユビカワセミ、ビスマークカワセミ、マメカワセミ、アオバネワライカワセミ、チャバラワライカワセミ、キバシショウビン、モリショウビン、ナンヨウショウビン、トレスショウビン、ヒジリショウビン、シロガシラショウビンで、撮影データを残せたのは以下の10種です。首都ポート・モレスビーを拠点に3泊くらいすれば、7~10種との出会いは期待できるでしょう。

チャガシララケットカワセミ・・・パプアニューギニア固有種
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ラケットカワセミ・・・原色系の青、赤、白のコントラストが印象的で美しい・・・
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キバシショウビン・・・嘴が唯一黄色いカワセミの仲間
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ルリミツユビカワセミ
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アオバネワライカワセミ・・・相変わらず目がキツイ(^o^)・・・
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チャバラワライカワセミ・・・ニューギニア島固有種
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モリショウビン
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トレスショウビン・・・ニューギニア島とケアンズ周辺に生息するナンヨウショウビンの亜種で、近年別種として命名・・・
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ヒジリショウビン
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ナンヨウショウビン・・・ニューブリテン島ではナンヨウショウビンの亜種がヒジリショウビンのように腹部が黄色みがかっています。ニューギニア島のナンヨウショウビンの腹部は白色・・・証拠写真
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普通の光景・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2020年5月 6日

スラウェシ島

インドネシアのスラウェシ島は、アジアとオセアニアの中間に位置し、動植物が独自の進化を遂げてきた島です。約450種生息している鳥類のうち、約100種が島の固有種です。カワセミの仲間は島全体で11種確認されていますが、タンココ自然保護区内では、この島でしか見ることができない固有種のセレベスカワセミ、アオミミショウビン、チャバラショウビン、チャイロショウビン、セレベスコウハシショウビンとの出会いが期待できます。またタンココは世界最小の猿といわれるメガネザル「タルシウス」の生息地でもあります。タンココ自然保護区を中心に2度訪れていますが、固有5種の他、ルリカワセミ、ナンヨウショウビン、ヒジリショウビン、アカショウビンに出会いました。数年前からエアコンを備えた宿泊施設もあるので、インパクトの大きな固有種に会える場所としてオススメしたいですね。

セレベスカワセミ・・・個人的には最も美しく、被写体として魅力的な1種・・・
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アオミミショウビン
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チャバラショウビン
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セレベスコウハシショウビン
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チャイロショウビン
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アカショウビン
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ナンヨウショウビン
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普通の光景・・・
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投稿者eisvogel : 21:59 | コメント (0)

2020年5月 5日

バリ島

世界的なリゾート地として知られるインドネシアのバリ島は、西部国立公園など豊かな自然環境が保護されいる地域も多く、島内には約350種の野鳥が確認されています。カワセミの仲間は、セアカミツユビカワセミ、ヒメアオカワセミ、マメカワセミ、ルリカワセミ、カワセミ、ジャワショウビン、ナンヨウショウビン、アオショウビン、ヒジリショウビン、ヤマショウビンの10種が確認されていますが、実際に高い確率で出会いが期待できるのは、ヒメアオカワセミ、セアカミツユビカワセミ、ジャワショウビン、ナンヨウショウビンの4種でしょう。カンムリシロムクやヤイロチョウの仲間などとの出会いが期待できます。日本人は滅多に訪れることのないバリ島の西端に位置する西部国立公園内にも快適に過ごせる高級ホテルがあり、その敷地内で絶滅危惧種のカンムリシロムクにも会えます。

セアカミツユビカワセミ
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ヒメアオカワセミ・・・インドネシア固有種、体長13cm、独特のブルー・・・
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ジャワショウビン・・・インドネシア固有種・・・
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ナンヨウショウビン
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カンムリシロムク・・・バリ島固有種・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2020年5月 4日

香港

香港には、広大なマングローブと湿地帯を有するマイポ自然保護区があり、数多くの野鳥が生息しています。勿論カワセミの仲間も日本で見られるヤマセミ、アカショウビン、カワセミを含め、7種の生息が確認されています。実際に出会いが期待できるのは、アオショウビン、ヤマショウビン、ヒメヤマセミ、カワセミで、1度の訪問でこの4種に出会うことができました。総じて被写体との距離が遠いので、撮影にはちょっと厳しいかも・・・

ヤマショウビン
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アオショウビン
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カワセミ
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)