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2020年5月 3日

シンガポール

シンガポールは、マレー半島の南端に隣接する緑豊かな自然に包まれたシンガポール島を領土とする都市国家です。北部には広大なスンゲイ・ブロー湿地保護区、市内中心部には数多くの野鳥が観察できる植物園や自然公園などがあり、カワセミの仲間8種の生息が確認されています。スンゲイ・ブロー湿地保護区では、コウハシショウビン、ナンヨウショウビン、アオショウビン、ルリカワセミ、ヤマショウビンなど、植物園でもコウハシショウビン、アオショウビン、カワセミとの出会いが期待できます。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ公園では、運がよければセグロミツユビカワにも会えるかもしれません。シンガポールは日本からのアクセスがよい上に、短期滞在で数種のカワセミの仲間が撮影できるので、最初に訪れる場所としてオススメです。1度しか訪れていませんが、コウハシショウビン、ナンヨウショウビン、ヤマショウビンを撮影、アオショウビンとカワセミとも出会いました。

コウハシショウビン
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ナンヨウショウビン・・・スンゲイ・ブローはナンヨウショウビン天国・・・
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ヤマショウビン・・・80mくらい先で発見、残念ながら証拠写真・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2020年5月 2日

クラビ

クラビはタイ南部に位置するリゾート地で、その周辺や近郊にある自然保護区にカワセミの仲間12種の生息が確認されています。実際に出会いが期待できるのは7種ですが、特に遠征のお目当てになるカザリショウビンやアオヒゲショウビンとの出会いが高い確率で期待できます。残念ながら2度の訪問でもミツユビカワセミとの出会いは果たせませんでしたが、市内の川原でアオショウビン、ナンヨウショウビンを撮影、ヤマショウビンも確認できました。カザリショウビンとアオヒゲショウビンは、別種のように違うオスとメスを紹介します。

アオヒゲショウビンのオス
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アオヒゲショウビンのメス・・・撮影条件が最悪!
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カザリショウビンのオス
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カザリショウビンのメス・・・高い位置で空抜けだったのが残念!
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アオショウビン
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ナンヨウショウビン
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (2)

2020年5月 1日

ウガンダ

アフリカのほぼ中央に位置するウガンダは、5000m級の山が連なる山脈、アフリカ最大のヴィクトリア湖やナイル川の源泉を含む豊富な水路により、多様な自然環境下にある国です。赤道直下ですが、平均標高が1100mなので厳しい暑さはなく、アフリカ諸国の中では比較的過ごしやすい気候です。数多くの動植物の生息を可能にする広大なサバンナと熱帯雨林は、10の国立公園と10の野生動物保護区によって保護されて、特に鳥類は東西南北を結ぶ位置にあるため、アフリカでは一番多くの種が確認されています。主な訪問地となるクイーンエリザベス国立公園は、約2000キロ平方メートルの広さを有し、ほ乳類は約100種、野鳥は600種以上を数え、世界で最も多くの野生動物が生息する国立公園です。ウガンダではカワセミの仲間13種の生息が確認されています。素晴らしい自然環境下で設備の整った快適なエコ・ロッジでの宿泊も魅力的ですね、日本の都会の喧騒とは別世界です。2度の訪問はクイーンエリザベス国立公園が中心で、出会って撮影もできたのは7種止まり、残りの6種との出会いを求めて再訪し、北部地帯をめぐってみたいです。でもウガンダは流石に遠い・・・(^o^)

世界最小種の1種ヒメショウビン・・・体長は11~12cm
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カンムリカワセミ
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タテフコショウビン
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セネガルショウビン
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ハイガシラショウビン
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オオヤマセミ・・・ヤマセミ系最大種で体長は42cm~44cm
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ヒメヤマセミ
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ライラックブッポウソウ・・・電線上だったので、その美しさをアップで・・・
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ノドジロハチクイ・・・恐らくハチクイの仲間で最も美しい・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2020年4月30日

ヒメヤマセミ

日本ではヤマセミに出会える機会が激減してしまいました。東南アジアやアフリカ全土に広く分布するヒメヤマセミは、東南アジアでは探さなくては出会えませんが、アフリカなら探す必要もないくらい、どこへ行っても確実に出会うことができます。勿論ヒメヤマセミよりヤマセミの方が被写体として魅力はありますが・・・今日はちょっとヒメヤマセミだけ紹介します。

ヤマセミといえばホバリングですが、船やボートから手持ちで撮り放題・・・
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同じ枝に3羽、4羽という光景は普通・・・
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アフリカならではのこんな光景も・・・
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カバの上を飛ぶ光景も普通・・・
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着地した場所は・・・
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カバの上にヒメヤマセミ・・・本当によく見かける光景・・・
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何故か同じ個体が続けて枝を木の上へ・・・
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求愛給餌が見られると期待しましたが、数分後オスがそのまま食べてしまいました、残念!
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2020年4月29日

南部アフリカ

遠いアフリカへの最初の遠征は準備不足で大失敗でした。主な訪問地はボツワナのチョベ国立公園だったのですが、カワセミ系がメインの野鳥撮影目的と伝えていたのに、現地で案内してくれたガイドは野鳥専門ではなかったので、期待外れの結果に終わってしまいました。出会いは最低でも5種、撮影は3種が目標だったのに、カンムリカワセミ、チャガシラショウビン、ヒメヤマセミ、オオヤマセミにしか会えず、撮れたのはヒメヤマセミだけでした。つくづく遠征にはガイドが重要だと思い知らされました。3度もボートで回ったのに、カンムリカワセミを遠くで1度見かけただけだったことが、今でも不思議、謎ですね。ちなみにチョベ国立公園は、アフリカゾウの生息密度が最も高いことで知られていますが、訪問地として選んだ理由は野鳥が450種以上生息しているからです。まず世界3大瀑布の1つであるジンバブエのヴィクトリアフォールズへ行き、陸路でボツワナのチョベ国立公園へ移動、最終日は乗り継ぎのために立ち寄った南アフリカのヨハネスブルクで、10時間もあったので、市内の池のある公園へ案内してもらいました。数年後、アフリカのリベンジをウガンダで果たしましたが、とにかくアフリカではヒメヤマセミが普通種で、どこへ行っても出会うことができますね。

ヒメヤマセミ・・・ヴィクトリアフォールズのホテルのベランダからデジスコで・・・
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チョベ国立公園・・・
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プレトリア市内の公園・・・
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カワセミ系の成果に乏しかったので、カワセミの親戚を少し紹介します。
ライラックブッポウソウ
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ヒメハチクイ・・・ハチクイの仲間全24種の中で最小種
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ミナミベニハチクイ
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普通の光景・・・といっても、撮影は至難の業です。(^o^) 夕陽が地平線にかかって沈むまで、わずか1分足らず・・・そのタイミングでゾウなどをファインダー内に入れられる場所へ移動しなくてはいけないからです。2度目の挑戦で何とか撮れました、ラッキー!
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ビクトリアの滝
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2020年4月28日

コスタリカ

コスタリカは、国土の約20%が国立公園、または自然保護区で、自然を守りつつ、自然を観光資源にするという「エコツーリズム」発祥の地です。熱帯雲霧林、熱帯雨林、熱帯乾燥林という3つの動植物生息環境が低地、中高地あり、800種以上の野鳥の生息が確認されています。とにかくいっぱい野鳥写真を撮りたければ、コスタリカはイチ押しです。私も4度の訪問で250種以上のデータを持ち帰りました。カワセミの仲間は、ニューギニア島が発祥地といわれ、そこから西へ分布を広げましたが、アメリカ大陸にはヤマセミ系しか渡りませんでした。世界のヤマセミの仲間は9種、コスタリカではコミドリヤマセミ、ミドリヤマセミ、オオミドリヤマセミ、クビワヤマセミ、アメリカヤマセミの5種、出会いが期待できます。残念ながらアメリカヤマセミの撮影チャンスに恵まれず、4種だけの紹介になります。

コミドリヤマセミ・・・ヤマセミ系最小種で体長は13cm
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ミドリヤマセミ
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オオミドリヤマセミ
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クビワヤマセミ
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ヤマセミ系は色彩に乏しいので、世界で最も美しい鳥といわれるカザリキヌバネドリ(ケツァール)を紹介しましょう。その美しさは実際に見てみないと分からないと思いますが・・・
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陽が当たると一瞬にしてこうなります。
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普通の光景・・・ハガキ1枚の重さしかない世界最小種に属するハチドリ・・・
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普通の光景・・・大型の野鳥オオハシ・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2020年4月27日

コタキナバル

ボルネオ島は、世界3位の面積を有し、マレーシア、インドネシア、ブルネイの3ヶ国の領土になっています。コタキナバルは、マレーシア領で最も人気の高いリゾート地で時期によっては日本からの直行便も運行されています。コタキナバル周辺と広大なキナバル自然公園内にはセグロミツユビカワセミ、アオムネカワセミ、ルリカワセミ、ナンヨウショウビン、カザリショウビン、アオヒゲショウビン、コウハシショウビン、ヤマショウビンの生息が確認されていますが、訪れた市内のバードサンクチュアリでは、残念ながら出会えたのはルリカワセミとナンヨウショウビンだけでした。

ルリカワセミ・・・日本のカワセミに最もよく似ていますが、違いが分かりますか?
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ナンヨウショウビン・・・分布の範囲が広いだけでなく、亜種が多く、別種・別名にしてもいいのではと思えるくらいですね。
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投稿者eisvogel : 23:39 | コメント (0)

2020年4月26日

ダナムバレー

ダヌムバレー保護地域は、ボルネオ島マレーシア領の北東に位置する広大な熱帯雨林です。ボルネオ島の人気リゾート地、コタキナバルから国内線でラハダトゥまで行き、そこからボルネオ・レインフォレスト・ロッジという快適な宿泊施設まで車で約2時間半です。ロッジ周辺にはトレイルが整備され、専門ガイドの案内でカワセミの仲間を探すことになります。保護地域全体ではセグロミツユビカワセミ、アオムネカワセミ、ルリカワセミ、カザリショウビン、アオヒゲショウビン、コウハシショウビン、ナンヨウショウビン、ヤマショウビン、アカショウビンの生息が確認されていますが、ガイドの話では、ロッジ周辺で出会いが期待できるのは、セグロミツユビカワセミ、アオムネカワセミ、カザリショウビン、アオヒゲショウビン、コウハシショウビンの5種とのことです。それで2度の訪問でアオムネカワセミとアオヒゲショウビンの撮影チャンスには恵まれませんでした。

セグロミツユビカワセミ
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カザリショウビン
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コウハシショウビン
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普通の光景・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2020年4月25日

ランカウイ島

マレーシアのリゾート地として知られるランカウイ島には、200種以上の野鳥が生息し、カワセミの仲間も9種確認されているようです。とはいってもカザリショウビン、ミツユビカワセミ、ルリカワセミ、アカショウビンとの出会いはほとんど期待できないようで、2度訪れて出会うことができたのはアオショウビン、チャバネコウハシショウビン、ナンヨウショウビン、ヤマショウビン、カワセミの5種でした。

アオショウビン
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チャバネコウハシショウビン
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ナンヨウショウビン
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ヤマショウビン
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カワセミ
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (2)

2020年4月24日

海外のカワセミ

今年は固有種5種狙いでフィリピン遠征を計画していたのですが、来年以降に先送りになってしまいました。世界中のカワセミの仲間との出会いを求めて旅に出るようになったのは2001年、遠征回数は36回、今まで15ヶ国、18ヶ所へ行きましたが、出会いはまだようやく半分の44種+2種(カワセミとアカショウビンは海外でも撮影)です・・・「世界のカワセミ」参照。残念ながら写真データを残せなかった種もあるので、体力のある間にさらに10種くらいは追加したいと意気込んではいます。今日から順次世界のカワセミの仲間を1日1ヶ所づつ紹介しましょう。

初回は最初の遠征先で最多の9度訪れているオーストラリアのケアンズです。1ヶ所の滞在では最も多くのカワセミとの出会いが期待できる場所です。半径100km圏内に9種のカワセミの仲間が生息しています。さらに最北端のヨーク岬半島まで約500km北上すればもう1種、キバシショウビンとの出会いも期待できます。コシアカショウビンは9月以降内陸へ移動してしまうので、10月末にニューギニア島から渡ってくるシラオラケットカワセミ狙いで訪れる時期には出会うことはできません。ということで8種、紹介します。

世界最小種の1種ヒメミツユビカワセミ・・・体長は嘴も含め10~11cm
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ルリミツユビカワセミ
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モリショウビン
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ヒジリショウビン
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ナンヨウショウビン
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オーストラリアの固有種で最大種のワライカワセミ・・・体長は42~48cm
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アオバネワライカワセミ
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最も美しいカワセミと称されるシラオラケットカワセミ
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ごく普通の光景・・・
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「アベノマスク」は不良品問題で未配の布マスクすべて回収とのことです。恐らく手元に届くのはコロナ収束後でしょう。(^o^)

投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)