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2018年12月 4日

瑠璃色

私の好きな画家フェルメールがラピスラズリという、当時金と同じくらい高価な鉱石を画材として使っていました。ウルトラマリンブルーとも呼ばれていた鮮やかな色ですが、それが瑠璃色です。このルリミツユビカワセミに出会うと、フェルメールの絵の中で見る鮮やかなブルーを思い出します。今回のリバークルーズではやはり暑さのせいもあってか、鳥が少なかったですが、このカワセミを至近で撮影できたことは幸いでした。

ボート上では絶えず揺れが発生するので、画質を犠牲にして高速シャッターを余儀なくされました。でもD850ならISO800でも十分な画質ですね。
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投稿者eisvogel : 22:43 | コメント (0)

2018年12月 3日

トビモノは・・・

海外でのトビモノは、1人で遠征したときに撮ります。(^o^) 最終日の早朝、自由時間で少し余裕ができたので、ワライカワセミのトビモノを少し狙ってみました。ケアンズ市内に川を挟んで淡水と海水の池がある公園があり、以前は淡水池の方にモリショウビン、海水池の方に南洋ショウビン、そして両方の池にワライカワセミが見られたのですが、今ではもうワライカワセミしかいない公園になってしまったようです。今回はシラオラケットカワセミ、ルリミツユビカワセミ、ワライカワセミ、アオバネワライカワセミ、モリショウビン、ヒジリショウビンの6種
撮影することができました。

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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2018年12月 2日

感動の再会

やはり異常な暑さの影響は、シラオラケットカワセミの行動にも影響が出ているのではないでしょうか。まだペアリングは全くできていない状況で、鳴き声は聞こえるのですが、姿は見えず・・・飛んでいる姿を目撃しない限り、居場所は確認できず、枝に止まったと思ったら1、2秒で飛び出してしまう、とにかく落ち着かずに飛び回っているという状況でした。恐らく5、6個体には出会えたと思いますが、結局撮影はワンチャンス、4、5秒止まっていた時だけでした。今のケアンズは9時~15時は陽が真上という感じで、森の中での撮影条件は最悪、ホント、撮れただけでも超嬉しいという次元でした。今回6種撮影できたので、帰国後順次紹介します。

陽が真上から差す、遠い・・・厳しい!
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2018年12月 1日

ケアンズ

久しぶりのケアンズは、酷暑続きで連日40度近い暑さでバテ気味です。1日半でカワセミ5種を撮れましたが、シラオラケットカワセミの渡りにこの暑さも影響しているのか、出会いはかなり厳しそう・・・

オーストラリアの固有種で、カワセミ最大種のワライカワセミ・・・50m先で見つけましたが、被写体が大きいので何とか・・・
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投稿者eisvogel : 00:01 | コメント (0)

2018年9月 4日

ケアンズ

11月末のケアンズのカワセミ撮影ツアーですが、数名のキャンセルが出たとのことで、改めてお誘いします。個人的には当然ですが、参加者が少ない方が嬉しい・・・6名くらいの少人数ツアーの方が撮影データをいっぱい持ち帰れますから。(^o^)

シラオラケットカワセミ
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投稿者eisvogel : 12:00 | コメント (0)

2018年6月 4日

ワライカワセミ

マイ・フィールドの池の状況は本当に良くないです。恐らく結果が同じなので、明日からの散歩は18時からにします。更新写真がないので・・・
オーストラリアのカワセミといえば、やはり固有種のワライカワセミですね。カワセミの仲間では最大種で、42cm~48cm、大きすぎてちょっとカワセミのイメージとは違いますが、大きい割には愛嬌があって、可愛い鳥です。実際多くの動物園で見られますが、鳥では人気の高さを誇っているようです。特に夕方、大声で笑う?鳴き声を聞くことができます。鳴き声を聞いてみたい方は、Youtubeでどうぞ! この動画、かなり笑えますよ。(^o^) こんなカワセミが、ケアンズでは市内公園などで普通に見られます。
ケアンズ周辺では、もう1種、アオバネワライカワセミに出会うことができます。勿論「アオバネ」なので、羽が青く、ワライカワセミよりも一回り小さいです。目が白いこともあって、表情が怖く見えるところが特徴ですね。ちなみにアオバネワライカワセミの鳴き声は、笑い声には聞こえません。(^o^)

鮮やかな色彩ではないですが、意外にこういう背景色に映えます。
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羽の色だけですぐに2種の違いが分かります。
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2018年5月31日

世界で一番美しい・・・

カワセミの仲間は世界中で約100種生息しています。ヤマセミ系はモノクロなので「美しい」という形容はできないですが、それ以外は総じて色彩面でインパクトのある美しさが特徴です。撮影を楽しむ者にとっては、その美しさが最大の魅力・・・日本で見られるカワセミも十分美しいですが、世界に目を向けてみると、比にならないくらい美しいカワセミもいます。世界で一番美しいカワセミは、「シラオラケットカワセミ」だと言われています。長い尾を持つラケットカワセミの仲間は、ニューギニア島にしか生息していないですが、シラオラケットカワセミだけは、一部が10月末から繁殖のためにオーストラリア・ケアンズの北部へ渡ります。ケアンズへは8回行っていますが、本当にその美しさには魅了されますね。

体長の35cm前後ですが、その半分は尾の長さ・・・
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テニスのラケットのように見えます・・・
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メスは尾が短いと言われていますが・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (2)

2018年5月21日

ショウビン系

昨日は午後から佐渡裕指揮のトーンキュンストラー管弦楽団演奏会へ行ったのでお休み、今日は17時過ぎに散歩に出かけましたが、池ではなく、水路で採餌するカワセミを目撃しただけでした。そのカワセミはいつものオスではないと思いますが、明日以降も姿を見せてくれるか? ということで昨日も今日も撮影データはないので、ケアンズのカワセミを紹介しましょう。世界中にカワセミの仲間は約100種生息していますが、川や池に生息するカワセミ系とヤマセミ系、森林やブッシュに生息するショウビン系に分かれます。日本で見られるショウビン系は唯一、4月下旬頃から渡ってくるアカショウビン1種だけですが、オーストリアでは5種見られます。が、ケアンズ周辺で11月末だと見られるのは、モリショウビン、ヒジリショウビン、ナンヨウショウビンの3種です。

モリショウビン
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陽が当たると鮮やかなブルーが光沢に・・・
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ヒジリショウビン
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光によってはモリショウビンと見間違えますが、腹部が純白ではなく、ブルーもモリショウビンに比べると鮮やかではないので識別はできます。
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ナンヨウショウビン
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嘴が大きいことなど、他の2種との違いはすぐに分かります。
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例えばこういう生き物を捕食します。
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2018年5月15日

ミツユビカワセミ

今日も17時過ぎに散歩に出かけましたが、結局18時半まで飛来せず、報告によれば午前中も午後も飛来せずとのことで、もう完全に最良ともいえる餌場、縄張りを放棄したのでしょう。あのオスを待つのではなく、別の個体が縄張りに入ることを祈り続けましょう!(^o^)
ということでまたケアンズ絡みの話・・・「ミツユビカワセミ」2種をご紹介しましょう。
カワセミの仲間最小種で、大きな嘴を含めても10~11cmのヒメミツユビカワセミです。鮮やかなブルーと白のコントラストが強烈なインパクトを与えてくれます。
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カワセミとほぼ同じ大きさ、鳴き声もにているルリミツユビカワセミです。カワセミのようなエメラルドグリーンに見えることはなく、ブルーを基調に微妙な色が混在しています。
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「ミツユビカワセミ」の「ミツユビ」とは「三つ指」のこと・・・これはお馴染みのカワセミの足で前が3つ指、後ろが1つ指で合計4つ指です・・・前は基部が癒着していて合趾足。
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ルリミツユビカワセミの足は前が2つ指、後ろが1つ指で合計3つ指・・・
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ヒメミツユビカワセミも同じ・・・
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10cmのカワセミなので捕る魚はメダカのサイズ・・・
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投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)

2018年5月13日

ケアンズへ・・・

今月に入って、カワセミとの出会いが激減し、淋しい限りです。そんな折、以前から趣味と実益を兼ねて関わってきた海外カワセミ撮影ツアーを企画することになりました。1年ほど前に長年勤めた会社を辞め・・・私、定年の歳です・・・引退することも考えたのですが、他の会社で専門の音楽旅行企画を続けることになり、多忙を極めた前の会社時代とは違って、今はほぼ毎日が散歩を兼ねたカワセミ撮影ができる日々になったこともあり、カワセミ撮影目的の海外遠征も復活させたいと思っています。こういうことを始めると、当然下見を兼ねて一人でも海外へ出る気力も沸いてくるし、まだ体力のあるうちに世界のカワセミ約100種の半分、最低でも50種までは制覇できるよう頑張りたいですね。(^o^)
南半球のオーストラリアのケアンズは、私が最初にカワセミ撮影目的で行った都市です。運が良ければ数日間で8種も出会いが期待できる、ま、海外でのカワセミ撮影には最も適した場所です。以前に比べるとオーストラリア・ドルが高くなったり、カンタス航空のケアンズ直行便がなくなったり、何となく遠くに感じられるようになってしまいましたが、時差も1時間なので初めて海外へ行かれる方にもお勧めできます。撮影目的なので、原則少人数制・・・6名から催行保証で、添乗員同行、現地野鳥ガイドの案内等もあるので、ま、旅行代金はこんなものでしょう。今後もっと安く気楽に行ける東南アジアの国でのカワセミ撮影ツアーも企画したいとは思っています。

ケアンズではごく普通の「カワセミのいる風景」・・・カワセミの仲間最大のワライカワセミはオーストラリアの固有種です。
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電線や標識などの上からこういう獲物を狙います・・・
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ワライカワセミはアカショウビンの倍くらいの大きさなので、カエルのサイズも大きい・・・勿論この後求愛給餌を撮ることができました。(^o^)
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11月末のケアンズは、雨期に入る直前の繁殖時期で、ワライカワセミの他、アオバネワライカワセミ、シラオラケットカワセミ、ルリミツユビカワセミ、ヒメミツユビカワセミ、モリショウビン、ヒジリショウビン、ナンヨウショウビンとの出会いが期待できます。このままカワセミ事情が悪ければ、しばらくケアンズのカワセミを紹介しましょう。

投稿者eisvogel : 23:59 | コメント (0)